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【書評】新型コロナウイルスの真実(岩田健太郎著) 命を守るためにできること

生活に役立つ本
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【7分で分かる】新型コロナウイルスの真実
【目次】 ①新型コロナとは? 0:39 ②PCR検査の「精度」は低い 1:37 ③CT検査の問題点は? 2:30 ④「診断」より「判断」 3:03 ⑤新型コロナの感染経路 3:58 ⑥マスクの効果は? 5:12 ⑦「免疫力」の正体 5:52 今回は、岩田健太郎さんの著書「新型コロナウイルスの真実」を紹介します。 ...

みなさん、こんにちは。

このチャンネルは、忙しい社会人が、聞き流すだけで分かるように、短時間で効率的につくっています。

今回は、感染症専門の医師、岩田健太郎さんの「新型コロナウイルスの真実」をご紹介します。

2020年5月現在、いまもなお、新型コロナは猛威をふるっています。

未知の感染症から、自分を守るために一番大事なものは「情報です」。

この本は、根拠のない恐怖、あるいは根拠のない安心に惑わされず、正しく判断することの土台となるものです。

大事なポイントを絞って解説したいと思います。

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新型コロナウイルスとは何か

そもそも、ウイルスとは何でしょうか。

ウイルスと菌は、よく混同されることがあります。ざっくり言うと、ウイルスは「抗生物質が効かない」もの。菌は「抗生物質で殺せる」ものです。

風邪の原因となるコロナウイルスは4種類ありました。2002年にサーズが、2012年にマーズが出て、今回の新型コロナは、7番目のコロナウイルスとなります。

多くの人は、感染しても症状がないまま終わります。症状が出ても、8割が1週間ぐらいで完治。ですが、残り2割が1週間ぐらいたつと症状が悪化し、息が苦しくなる気道感染の症状が出てしまいます。

サーズやマーズは発症初期でドーンと悪化しますが、新型コロナの初期症状はほとんど風邪みたいなもの。知らず知らずに感染が拡大してしまう厄介なウイルスです。

PCRの精度は低い

検査方法としてよく、PCRが上がっていますが、精度がどれくらいかご存じでしょうか。

実は6~7割ぐらいしかないのです。PCRで陰性と判定されても、3割以上が実は陽性。そのまま見逃されてしまうのです。

なぜそうなるのか。

PCRは、のどをこすって細胞を採取しますが、そこで拾えたウイルスの量が足りないと、陽性反応が出ません。ウイルスが、のどにいなくて、肺の中に入ってしまっている場合も当然、ウイルスは捕まりません。

実はインフルエンザの検査も、PCRと同じく、3割以上が隠れ陽性で見逃されてしまいます。

現代の医学はすごいと思っていましたが、じつはそのぐらいなのです。

CTはどうなのか

ではCT検査はどうなのでしょうか。これにも問題があります。肺炎と判明しても、新型コロナかどうかが分からないのです。

さらに、CTは二次感染の問題もあります。

患者を装置に寝かせて、肺を撮影するのですが、医者や放射線技師などさまざまな人が介在します。人が多いと、それだけで二次感染のリスクが高まります。

「コロナの疑いがあるから、なんでもかんでもCTを取ろう」という人もいますが、そういうわけにはいかないのです。

「正しく診断」より「正しく判断」するのが大事

岩田先生は、新型コロナを正確に診断するのは不可能と語っています。

それは前述したように、PCRにもCTにも精度に限界があるからです。

ではどうすればいいのか。

それは、「正しく判断」することです。

PCRではのどをぐりぐりやってウイルスを採取しますが、くしゃみが出て二次感染しやすい。

病院に行くだけで、感染拡大のリスクが高まります。

鼻水を出しているだけの症状が軽い人が、病院でできる治療はないのだから、勝手に治る人は放っておけばいい。

その変わり、症状が重い人は人工呼吸器につなげて治療する。その必要性を判断する根拠は症状です。

初めから100%の診断は無理なのだから、症状をしっかり判断してその都度治療に当たることが大事と説いています。

新型コロナはどう感染するのか

続いては感染対策です。

感染経路は二つ。

「飛沫感染」と「接触感染」です。

飛沫感染とは、くしゃみや咳に乗じて、ウイルスが拡散される現象。

飛距離は2メートルぐらいで、それ以上は、重力で落ちてしまいます。

ソーシャルディスタンスとして「2メートル離れましょう」と言われる理由はこのためです。

接触感染とは、この落ちた飛沫に触れることで起きる感染です。

テーブルや電話、パソコンなどにつくと、1週間から9日間ウイルスは生き延びます。

その場所を触り、ウイルスの付いた手で目をこすったり、鼻を触ったりすると感染してしまうのです。

よく「空気感染」という言葉が出てきますが、新型コロナはほぼ起きません。

空気感染とは、とても小さい飛沫が5メートル、10メートルも飛んでしまい、感染してしまうのです。

代表的なのが「はしか」。はしかのウイルスは何百メートルもの距離を飛んでしまうので、ブロックがほぼ不可能。ワクチン以外で対策をとることは難しいのです。

マスクは効果があるのか?

感染しないために、私たちができることはなんでしょうか。

これは結局、手と指を清潔にし続ける以外はありません。

岩田先生は無症状の人は、マスクも必要がないと結論づけています。

なぜかというと、飛沫はマスクをつけても、その間から入り込んでしまうからです。

マスクは飛沫が飛ぶのを防止するだけに効果があるもの。無症状の人がつけても何の意味もないのです。

効果があるのは医療用の専門マスクだけです。ただこれは密閉性が高く、1時間以上は苦しくてつけられません。

「免疫力」とは何か?

テレビなどでは、「免疫力アップ」でウイルスを撃退しようなどの情報が流れていますが、あれはインチキだと思っていいのだそうです。

過度の運動や、ステロイドを服用しすぎるなど、免疫を下げる行動はあります。

ですが、そもそも上げる方法はありません。

大事なのはバランスです。アトピー性皮膚炎や喘息、花粉症は、免疫力が高すぎるがゆえに起きた弊害なのです。

いいバランスを維持する方法は、休養と睡眠、適度な運動以外にはありません。

体調を万全にして、こまめに手洗いをする。

これ以外に新型コロナから身を守る方法はありません。

いかがだったでしょうか。

未知なるウイルスとの戦いには、まずは情報を集めること、知識を身に着けることが重要です。

そして、結論を決めつけない柔軟な思考も大事になってきます。

いつまで続くかわからない戦いですが、冷静さを失わないように心がけましょう。

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きょうも良い一日をお過ごしください。