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【書評】仮想空間シフト(尾原和啓、山口周著)これからの生き方、働き方

仕事に役立つ本
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【7分で分かる】仮想空間シフト コロナ後に「豊かな老後」は送れるのか?

みなさん、こんにちは。

このチャンネルは、忙しい社会人が、聞き流すだけで分かるように、短時間で効率的につくられています。

今回は、尾原和啓(おばら・かずひろ)さんと山口周(やまぐち・さん)の共著、「仮想空間シフト」をご紹介します。

尾原さんは「アフターデジタル」、山口周さんは「ニュータイプの時代」などの本で知られる、いま注目のコンサルタントです。

対談形式となっているこの本は、コロナ後の世界でどう生きれば、安泰な老後を過ごせるのかが、奥深く書かれています。

少しでも不安に思っている人にとって、とてもおすすめの一冊です。

印象に残ったポイントを、短時間で効率的に解説したいと思います。

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①依存の反対は、たくさんのものに依存すること

これからの時代は、安定した収入を得るためには、複数の収入源を持っていないといけない時代です。

就職ランキングでも上位で、勝ち組の筆頭だった全日空が、このコロナで倒産の危機に逢っているように、もはや大企業に勤めていても、安泰とは言えません。

一つの会社に依存していて、その会社が倒産したら路頭に迷う。そんな中で、副業禁止とか言っていたら、誰も安定できなくなってしまいます。

自立とは「依存先を増やすことである」と、この本では紹介しています。

何かに依存するのは危険だとよく言われますが、その解決策は依存先をなくすことではなく、たくさんの依存先を作ることなのです。

これからの時代は、副業とか兼業とかいう言葉自体がなくなる。それが当たり前の世界になると、説明しています。

②人生のポートフォリオをつくる

一つの仕事しかやっていないと、その仕事でリスクを取ることができなくなる、というのも無視できない事実です。

どうしても守りに入ってしまうからです。

複数の仕事をやっていると、安定的に成果を出す仕事、ちょっと冒険してリスクをとる仕事を組み合わせられることで、より経験を積めるようになります。

精神面でもよい影響があります。

セクハラ、パワハラは、「このコミュニティから排除されたら生きていけない」という状況から生まれます。

一つの会社に依存して、自由にやめられないから、「ブラック企業」という変な会社が生き残ってしまうのです。

みんなが複数の仕事を持っていて、「不当なことを押し付けられたら、いつでも辞めてやる」という状態ならば、ブラック企業は自然と淘汰されるます。

ひいては、社会がよりよくなっていくのです。

③ライフワークとライスワークを分離させる

ライフワークとは、たとえ収入がなくてもやりたいという仕事。まさに自分らしさを人生をかけて追及していくことです。

一方、ライスワークとは、生活するための収入を稼ぐための仕事。これは、収益の効率が求められます。

ライフワークで困らないくらい稼げるようになるのが理想ですが、まあ簡単にはいきません。

最初はなかなか大変だと思いますが、金銭的な豊かさをライスワークで、精神的な豊かさをライフワークでバランスを取る意識。

とにかくいろいろ経験してみるという前向きな気持ちが必要です。

やっている人と、やっていない人。

この差はいまは小さなものですが、年を重ねると大きなものになっていくと、二人は強調しています。

④仕事に意味合いをつくる

今後は間違いなく、仕事を掛け持ちするのが当たり前になります。

この本では「労働資源フリー社会」と呼んでいます。

「意味を掲げられる人」「掲げられない人」の間で、巨大な差が生まれることになります。

非常に分かりやすい例が、「Linux」の例です。

「マイクロソフトに牛耳られている世界は面白くない。彼らを驚かすようなOSをつくろう」。

Linuxには、2億8300万行のコードが含まれ、コストに換算するとおよそ1兆円になりますが、世界中の人が、この理念のもと、無報酬でつくりだしました。

ようするに、意味合いの感じられる面白い目的を設定できれば、「労働そのものから得られる楽しみ」を報酬として働く人を集めることができ、1兆円ちかい労働資源を無料調達できるのです。

逆に、仕事に意味合いを感じなければ、人、特にこれから働き盛りとなる10代の若い人たちは、高い生産性を発揮することができません。

従業員ひとりひとりの仕事に対する目的意識をうまくコントロールできるかどうか。

それができる会社と、できない会社では、大きな生産性の違いが生まれることになります。

⑤共感できる人と組む

テレワークなどの仮想空間シフトが当たりになると、移動などさまざまなコストが削減されます。

ですが、唯一といっていいコスト増の要因は「監視コスト」です。

仕事を面白くないと思っている人でも、会社に行って上司、同僚が周りにいると、監視され、なんとか仕事をするという状態になっていましたが、仮想空間ではこのような監視圧力は機能しません。

これからの仕事のキーワードは「自律性」。

働かせる側も、働く側も、その仕事をする意味、楽しさを共感することが重要です。

もっとも効率の良い監視機能は「美学」であるとも、山口さんは話しています。

note株式会社では、社内に社員が書いた「こんなnoteは嫌だ」という大喜利のようなスライドを流しています。

こんなことをやったらダサいよね、かっこ悪いよねという美学を共有することによって、相互監視を行っているとも言えます。

いかがだったでしょうか。

この本は対談形式でさくっと読めます。

ですが、どれもこれも議論の目的が明確で、勉強になることばかりです。

コロナで「仮想空間」に乗り出した企業がいま、成長しています。

変化を恐れず、自分も変えられるかどうか。

この本を読んで判断してみましょう。

もしこの動画が気にいったという方はチャンネル登録をお願いします。

これからも実際に読んで、参考になった本を短時間で効率的に解説します。

最後までご視聴ありがとうございました。

本日も良い一日をお過ごしください。

【7分で分かる】仮想空間シフト コロナ後に「豊かな老後」は送れるのか?