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【書評】これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活(草薙龍瞬著)

生活に役立つ本
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【7分で分かる】これも修行のうち もっと賢く生きたい

みなさん、こんにちは。

このチャンネルは、忙しい社会人が、聞き流すだけで分かるように、短時間で効率的につくられています。

今回は草薙龍瞬(くさなぎ・りゅうしゅん)さんの著書、「これも修行のうち。」をご紹介します。

草薙さんは中学を退学後、16歳で家出して状況。紆余曲折を経て、大検を受けて東大法学部に合格し、37歳でインドで修行。現在はどこの宗派にも属さない独立出家僧として、活動されています。

この本は「一切の悩みは、心の反応がつくり出している。だから、ムダに反応しなければ、多くの悩みは生まれない」というのが基本メッセージです。

では、どうすれば楽に日々を過ごせるようになるのでしょうか。

印象に残ったポイントを、短時間で効率的に解説します。

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①最初の考え方は「方法はある」

日々を楽に過ごすための最初の目標は、「どんな時も方法がある」と考えること。何が起きてもそう考えられる、発想できるようになることを最初の目標に据えましょう。

最初の発想、思いつきが考え方を決めます。そして、考え方が人生をつくります。となると、最初に何を思いつくかが、決定的に大事になるのです。

不安や迷いを感じた時、「やっぱりだめか」「どうせ自分なんて」とネガティブになりがちですが、「方法はある(なんとかできる)」という言葉をひたすら繰り返します。

つらくなったら「方法はある」

憤慨したときも「方法はある」

まずは言葉で繰り返し、徐々に「考え方」をつくりかえていきましょう。

②意識を向ける対象を切り替える

「とらわれを離れた心は、安らぎと清浄と自由の中にある」。

仏教はこう教えています。

つまり、嫌なことが起こった時、意識を向ける対象をその嫌なことから、ほかの感覚に切り替えることで、不快な状態から抜け出すことができます。

最近ストレスがたまっているという時は、おいしいものを食べたり、音楽を聴いたり、旅に出たりする。

頭がモヤモヤして考えがまとまらない時は、一休みして散歩に出かける。

近頃元気がない、やる気がないという時は、喜びの感情を上げるようにする。

こうした発想ができるようになると、心が特定の反応、つまり嫌なことに引っかかることが少なくなります。

そのためには、普段自分がしていて気持ちいいこと、気分転換になることをメモして、不快な時にそれを実践するのがとてもいい方法と言えます。

③心の基本は「ニュートラル」と知る

精神構造を理解しているか、していないかで、日々の生活には大きな差が出ます。

仏教は感情は3種類のみと定義しています。

それは「快」「不快」、そして「ニュートラル」の3つです。

一般的に望ましいと思われている順番は、「快」「ニュートラル」「不快」でしょう。

ですが、仏教的には「ニュートラル」を最も望ましい感情としています。

なぜかというと、「快」か「不快」かという二者択一の反応は、心にとって「疲れる」からです。この状態は「快」と「不快」の間を「反復横跳び」しているようなものです。

もしムダな反応で消耗したくなければ、快でも不快でもない、ニュートラルな状態に戻ることが基本です。

穏やかさや思いやり、そして大事な物事に集中する力は、ニュートラルな精神状態から始まります。

「まずはニュートラルな心に立つ」ということを、日ごろの心の持ち方にしましょう。

④動じない自分をつくる「と言葉」

とはいえ、いつもニュートラルな状態でいることは難しいとも思います。

不快な感情はどうしても出てきてしまう場面があります。

ですが、こうした時に、少しでも不快な感情を和らげる方法があります。

それが「と言葉」です。

不快なことが起きたとき、「ー(何々)と私は怒っている」「-(何々)と私は反応している」という具合に、言葉で逐一確認するのです。

この「と言葉」は、反応を客観的に観察することにつながり、反応の量を減らす効果があります。

「と言葉」は今からでも簡単に使えるワザ。とてもおすすめです。

⑤怒りの割合を「数値化」してみる

怒りの割合を数値化する。これができるようになると、とても日々が楽になります。

「ちょっぴり怒りを感じている。でもお腹のふくらみ、縮みも感じていて、冷静さを保っている。これは10%ぐらいか」

「めちゃくちゃ腹が立っている。モノを食べる気もしないし、ほかのことは考えられない。これは100%だ」

ちなみに心の領域は、人が思う以上に広いので、「激しく怒っている」状態でも、怒りの割合はせいぜい3割ぐらいです。

怒りを数値化したら、割合を減らす練習をしていきます。10%ずつ、徐々に減らしていくイメージです。

先ほども説明した「ニュートラルな状態」が怒りゼロの状態。

「ああそうだ、怒りのない状態もあったんだ」と「平和だったころ」を繰り返し思い出すことが、精神修行につながっていきます。

いかがだったでしょうか。

修行とは古代インドのブッダの時代には「バーヴェナー」と呼ばれていました。直訳すれば「心を耕すこと」

そのままなら決して実らなかったモノが、実ってくる。つまり、できなかったことが、できるようになる、それが心を耕す修行の本来の意味です。

私たちが今生きているこの場所こそが、心を育てる絶好の修行の場ということになります。

この本を読んで、つまらないこだわりは潔く捨てて、できなかったことができるようになる喜びを大事にしていきましょう。

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これからも実際に読んで、参考になった本を、短時間で効率的に解説します。

最後までご視聴ありがとうございました。

本日もよい一日をお過ごしください。

【7分で分かる】これも修行のうち もっと賢く生きたい